第17回 桜蔭塾
松尾 葉子 氏(指揮者・桜蔭会会員)
「夢の実現を願いつづけて」
日 時:6月17日(土) 14:00-15:30
対面(先着25名)+Zoom
受講料: 桜蔭会会員 無料
お茶大在学生(大学院を含む) 無料
一般・非会員 1,000 円
会 場: 国際交流留学生プラザ3F+Zoom
申込期間:5月15日(月)~6月13日(火)
【講師の先生よりメッセージ】
お茶の水女子大学を卒業してから50年近くたちました。指揮者を目指して東京藝術大学、パリ留学など常に前に進み続けてきました。「夢は必ず実現する」と信じ続けて歩んできた人生、ブザンソンコンクール・指揮者デビューから40年経った今、一つ一つの演奏会をとても大切に臨んでいます。そして、多くの方々との出会いを幸せに思い、音楽を通して伝えられることを日々模索しています。
【プロフィール】
セントラル愛知交響楽団特別客演指揮者。1982年フランスのブザンソン国際指揮者コンクールで女性として史上初めて、また日本人としては小澤征爾についで二人目の優勝。名古屋市生まれ。お茶の水女子大学音楽科を卒業後、東京藝術大学指揮科、同大学大学院。在学中に群馬交響楽団の学生のためのコンサートの指揮者を務めた。パリ・エコールノルマル音楽院指揮科でピエール・デルヴォー氏に師事。ブザンソン指揮者コンクール優勝後、名古屋フィル、『若い芽のコンサート』でNHK交響楽団を指揮、絶賛を博した。東京交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルほか、国内の主要オーケストラを次々に指揮。エイボン女性芸術賞受賞。東京二期会公演の『メリー・ウィド―』をはじめ、『こうもり』『カルメン』、ヴェルディの『椿姫』『アイーダ』『マクベス』、モーツァルトの『魔笛』『ドン・ジョヴァンニ』ほかトーマの『ハムレット』日本初演なども手掛ける。労働省婦人週間のポスターになる。TOYP世界大賞受賞。名古屋しらかわホール、浜離宮朝日ホールのオープニングコンサートに出演。1999年にセントラル愛知交響楽団の常任指揮者に就任。名古屋能楽堂での『ドン・ジョヴァンニ』は話題をよび都市文化奨励賞を受賞。2003年『異説カルメン情話』(文楽様式を取り入れたオペラの演奏)、2004年には同楽団の東京公演を行い、この『異説カルメン情話』が絶賛される。2004年、文化庁海外特別派遣としてパリ管弦楽団で研修する。2005年、中部国際空港開港式典,愛知万博ジャパンデー開幕式典の指揮。ブザンソン交響楽団、パリ・ラムルー管弦楽団、ベルギー・ブリュッセルの放送オーケストラのコンサート、録音をてがける。2017年北西ドイツフィルハーモニーを指揮。2018年モンテカルロ国際ピアノマスターズのファイナルでモンテカルロ・フィルを指揮。愛知県芸術文化選奨文化賞受賞。著書「指揮者にミューズが微笑んだ」、「指揮者、この瞬間(とき)」(樹立社)。中日新聞・東京新聞のコラムを多数手がける。1992年より毎年、水彩画を大潮会展に出品。1982年より東京芸術大学指揮科講師を30年間務めた。すみだトリフォニーホール・ジュニアオーケストラ創立名誉指揮者。愛知県立芸術大学客員教授(2015~2020)
公式ホームページ https://yoko-matsuo.com/