桜蔭塾 第3回講座

髙﨑 みどり 先生 「日本語の歩む道」
現在お申込みはできません
桜蔭塾 第3回講座

♦日時

5月16日 14:00 – 15:20
Zoom

♦テーマ

日本語の歩む道

「令」「和」から ”共生(やさしい)日本語”まで

桜蔭塾開塾記念講演(無料)

申し込み期間: 4月19日(月)~5月9日(日)

髙﨑みどり先生からのメッセージ

日本語のたどってきた長い道を俯瞰的に見ると、その出発点は茫漠としていて

見えませんが、やがて東アジアから、欧州、そして他の様々な地域からの言葉

の流れを貪欲にとりこんでいった道標、そして日本語から諸外国語へと向かう

やや細めの道、話し言葉の変化を書き言葉が追い、ついに今は第3の“打ち言

葉”が登場する自在な車線変更ライン、と、さまざまな道のありさまが見えて

きます。しかしながら 今は豊かで多彩な道を楽しんでいる私たちですが、い

ろいろな事情で今後の日本が「多文化共生社会」に向かっていかなければ社会

がもたないのであれば、それはこの日本語の歩む道にどんなふうにつながって

くるのでしょうか?皆さんと一緒に、日本語の豊かさを確認しつつ、“やさし

い”日本語という道をも探ってみたいと思います。

♦プロフィール

昭和48年 お茶の水女子大学文教育学部国文科卒 

昭和50年 同大学院修了 

東海大学・文教大学・東京女子医科大学・明治大学を経て 

平成16年から お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科 教授

附属学校部長,理事・副学長を歴任後退職 

現在 お茶の水女子大学名誉 教授

一般社団法人桜蔭会 会長

【大学における専門領域】 日本語学(日本語文章談話分析) 

【学会関係】 文体論学会常任理事 表現学会常任理事   

【主要研究業績】 

1. 編著書 

1993年 『学生のための言語表現法』 双文社 (共著) 

1999年 『颯爽たる女たち』 梨の木舎 (共著) 

1999年 『表現学大系16 現代小説の表現3』 教育出版センター(共著) 

2002年 『日本語表現ガイダンス』 おうふう (共著) 

2007年 『日本語随筆テクストの諸相』 ひつじ書房 (共著) 

2008年 『ここから始まる文章・談話』 ひつじ書房 (共編) 

2010年 『大学生の論文執筆の手引き』 秀和システム 

2010年 『ガイドブック文章・談話』 ひつじ書房 (共編) 

2011年 『日本語 文章・文体・表現事典』 朝倉書店 (共編) 

2019年 『大正期「中央公論」「婦人公論」の外来語研究―論と広告にみるグローバリゼーション』冨山房インター ナショナル 

2021年 『テクスト語彙論』 ひつじ書房 

2. 主要論文 

1989年 「論説の文体」山口佳紀編『講座 日本語と日本語教育5』明治書院

1990年 「指示表現」「反復と省略の表現」寺村秀夫他編『ケーススタディ 日本語の文章・談話』おうふう 

1992年 「『夢十夜』の作品世界」『新編 夏目漱石研究叢書1』近代文芸社

1993年 「女性のことばと階層」『日本語学』12-6 明治書院 

1994年 「男の文体・女の文体」『言語』23-2 大修館書店 

1996年 「テレビと女性語」『日本語学』15-11 明治書院

1997年 「流行語とジェンダー」『国文学解釈と教材の研究』42-14学燈社

2001年 「あまりに少ない放送界の女性たち」遠藤織枝編『女とことば』明石書店 

2002年 「女性の働き方とことばの多様性」「男性の働き方とことばの多様性」現代日本語研究会編「『合本 女性の ことば・男性のことば(職場編)』ひつじ書房

2002年 「『女ことば』を創りかえる女性の多様な言語行動」『言語』31-2大修館書店 

2005年 「文体と性差――制度・まなざし・女装文体という観点から」中村明他編『表現と文体』明治書院 

2006年 「田辺聖子の文体――話体”のストラテジー」『国文学解釈と鑑賞』別冊 至文堂

2009年 「随筆に見る新語の実態―国語辞典の立項状況を手がかりに」『日本語学』28-14明治書院

2010年 「インターテクスチュアリティの海に漂う“乙姫”表象」遠藤織枝他編『世界をつなぐことば』三元社 

2010年 「文体の異性装の実際―読み手にとっての・書き手にとっての・日本語にとっての」『文学』11(4)岩波書店

2011年 「文章論・文体論と語彙」 斎藤倫明・石井正彦編『これからの語彙論』ひつじ書房

2013年   「文章中の語彙の機能について―“テクスト構成機能”という観点から」『テキストにおける語彙の分布と 文章構造』(プロジェクトリーダー:山崎誠)成果報告書 国立国語研究所共同研究報告

2020年  ‘Lexical Cohesion and Text-organizing Function in Japanese Text:A Japanese text linguistics proposal, Andrej Bekeš, Irena Srdanović eds. Papers on Japanese Language from Empirical Perspective,pp.31 ~51: Znanstvena založba FF

3. その他 

2011年 『現代新国語辞典 第4版』(市川孝・見坊豪紀・遠藤織枝・高崎みどり・小野正弘・飯間浩明編 三省堂) 編集 

1988年 『現代国語辞典』 (市川孝編集主幹) 三省堂 (分担執筆) 

1993年 『集英社 国語辞典』 (森岡健二他編) 集英社 (分担執筆) 

2003年 『暮らしのことば 擬音・擬態語辞典』 (山口仲美編) 講談社 (分担執筆)

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