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【講師の先生よりメッセージ】
江戸時代、文学作品は出版文化のなかで流布し、人々に読まれました。書物の制作には、作者と本屋の繋がり、本屋仲間や制度、上方(京都・大坂)と江戸の文学界・出版界の動向といった、さまざまな事情が関わっています。今回は、上方で出版されて流行した書物の周辺から、江戸時代の出版事情を見てみたいと思います。
【プロフィール】
お茶の水女子大学基幹研究院人文科学系 教授
1977年生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒業。お茶の水女子大学大学院博士後期課程修了。博士(人文科学)。専門は日本近世文学。著書に『秋里籬島と近世中後期の上方出版界』(勉誠出版、2014年)。
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