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桜蔭塾 第28回講座報告

弁護士
向 多美子 氏

法的観点から考える終活のすすめ・・・相続を中心に
~残された大切な人たちのために~

 第28回桜蔭塾では、弁護士で昭和63年物理学科卒業・桜蔭会会員の
向 多美子 氏をお迎えし、「法的観点から考える 終活のすすめ・・・相続を中心に~残された大切な人たちのために~」と題してご講演いただきました。会場とZoomのハイブリット配信で約85名が受講しました。

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 向先生は、弁護士としてのご経験をもとに、終活について多角的な観点からお話しくださいました。まず財産の把握と財産目録の作成に始まり、その上でどのような相続を望むのかを考えることの大切さを指摘されました。さらに、相続範囲や遺留分、相続税といった一般的な法的知識の解説に加え、遺言書の書き方や留意点、死後事務委任契約、財産管理契約、任意後見契約に至るまで、幅広く丁寧にご説明くださいました。  


 向先生の丁寧でわかりやすいお話で、迫りくる終活に向けて新たな光がさしたような講座でした。向先生、本当にありがとうございました。

 

 



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*参加された方で、講演資料のデータ送付をご希望される方は、桜蔭塾までメール(jigyoubu@ouinjuku.com)またはHPのお問い合わせよりご連絡ください。

★受講者からの感想★

・相続に向けて必要な事項を分かりやすく、また具体的にご説明いただき、すぐに取り掛かることができると思います。

 

・すべてが大変参考になりました。まさに知りたかった内容が効率的にまとまっていました。

​・財産の把握と整理の方法を教えていただけたことが心に残りました。

・死ぬ前に財産や身の回りのことを整える方法として、遺言書の作成以外にも任意後見契約など活用で
きる制度が色々とあることがよくわかりました。

​​

・おひとり様の対処法、死後事務委託契約は本気で考えます。

・相続税関連の問題は、まずは親からの相続で直面しそうなのできちんと理解しておきたいと思いました。

・後半でお話して下さいましたが、様々な制度があるのに驚きました。そして、この辺りが一番難しくてわかりにくかったです。自分でもしっかり勉強してみようと思いました。物の断捨離だけでなく、その他にもやっておくべき大事なことが色々あるということがわかり、とても勉強になりました。


 

向先生講演(厚子研).jpg

​・最初の2つの項目は、事務的に対応できますが、3番目の「誰に何を残したいか」というテーマは、自分の心と向き合わなければならない、という意味で印象に残りました。

・数年前に、相続関係の書籍を随分読みましたが、このようなまとまりで伝えている物はありませんでした。大変ありがたかったです。

・昨年母を見送り、事後処理が身に染みています。良いお話を聞けて、とても良かったです。

 

 

・今回、講演を聞きたいと思ったきっかけは親へ終活のすすめをするための知識が欲しい、というものでした。まずは自分達が上手く親から財産を相続し、次に子達へ相続出来るようしっかり準備していきたいと思います。 どこから始めればいいか、なんとなく道筋が見えました。

・基礎的なお話だったので、トラブルの具体例と対策などをもっとお聞きしたいです。

 

・法学部がない大学で、弁護士になられた方がいるということに、驚きました。やる気さえあればなんでもできるものだなと思いました。今後のご活躍を期待しております。

・専門的なテーマをわかりやすく、かつ具体的に解説していただき、大変参考になりました。ありがとうございました。​​​​​

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